ケータイ辞書JLogosロゴ 大門新田村(近世)


愛知県>岡崎市

 江戸期〜明治11年の村名。額田郡のうち。元禄年間下大門村から分村して成立したというが(岩津町誌),江戸期の郷帳には村名が見えず,上大門村に一括され,「旧高旧領」に村名が見える。寛永20年の洪水で荒地となり,碧海郡青野村・中之郷村・本郷村出身の3名が引越し開発したという(大門四丁目文書)。岡崎藩領。村高は,宝暦12年77石余(旧岡崎市史),「旧高旧領」同高。「三州岡崎管内記」では額田手永に属し,享和年間の収納定俵30俵余。「岡崎藩万書上」によれば,寛政元年の人数34。安永4年万書上帳では家数7,用水溝1,井堰1,農間余業に木綿稼。八幡宮がある。明治7年の戸数9・人口40(額田郡誌)。同11年大門村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7358396
最終更新日:2009-03-01




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