ケータイ辞書JLogosロゴ 滝村(近世)


愛知県>一宮市

 江戸期〜明治22年の村名。中島郡のうち。尾張藩領。清洲代官所支配。村高は,「寛文郷帳」「天保郷帳」ともに204石余,「旧高旧領」288石余。「寛文覚書」によれば,概高285石余,田7町余・畑10町余,家数18・人数86,馬5。源敬様御黒印写によれば,元和年間には阿部河内守の一円給知(一宮市史本文編上)。「徇行記」によれば三浦氏ほか6人の給知,家数35・人数144。尾州濃州紺屋惣帳によれば弘化5年に紺屋1があり,畑に綿や藍も作られていた(名古屋叢書11)。寺院は曹洞宗薬師堂(のち明治初年に廃寺となり,その後再興され薬師寺となった)・浄土宗浄休院(のち廃寺となったと思われる)。神社は,神明社・十二照社・舟儀大明神・八剣宮(のち大正6年十二照社の地に合祀し,滝神社となった)。明治22年萩原村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7358547
最終更新日:2009-03-01




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