ケータイ辞書JLogosロゴ 富岡村(近世)


愛知県>犬山市

 江戸期〜明治22年の村名。尾張国丹羽郡のうち。はじめ尾張藩領,明治元年からは犬山藩領。小牧代官所支配。村高は,「寛文郷帳」「天保郷帳」ともに526石余,「旧高旧領」714石余。もとは現地より西方の犬山村稲木神社付近に居住していたが,湿地を嫌い,移住したという。その縁で,祭礼は犬山とともに執行する。「徇行記」によれば,元高526石余,反別37町余,概高359石余が成瀬隼人正給知,318石余が犬山城番知,家数72・人数320,馬3。木曽街道善師野宿へ助郷役を勤める。「寛文覚書」によると,村内の雨池2か所は公儀の修復場所。明治12年富岡学校開校。同22年善師野村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7359194
最終更新日:2009-03-01




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