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愛知県>幡豆町

江戸期〜明治11年の村名三河国幡豆【はず】郡のうち八幡川下流域に位置し,南は三河湾に臨む現在の幡豆町西幡豆の中心部で,地名の由来も近在村落の中心にあったことによるとされるはじめ相模甘縄藩領,慶安元年頃からはその分家の旗本松平氏(松平正朝系)知行村高は,「寛永高附」「元禄郷帳」ともに135石余,「天保郷帳」170石余,「旧高旧領」165石余浄土宗徳林寺は宝徳3年の開山といい,江戸期に旗本松平氏の位牌所となり,寛政元年に本堂が再建された境内に十王堂・善光寺堂がある寺子屋を経営し,明治初年まで続いた真宗大谷派祐正寺は永正2年の開山といわれ,延宝2年地頭より現在地に土地と祐正寺という寺号を授かる明治11年西幡豆村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7359574
最終更新日:2009-03-01




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