ケータイ辞書JLogosロゴ 針崎村(近世)


愛知県>岡崎市

 江戸期〜明治22年の村名。額田郡のうち。岡崎藩領。村高は,「寛永高附」266石余,寛文4年「岡崎郷領内在々之名」298石余,「元禄郷帳」210石余,「天保郷帳」312石余,「旧高旧領」318石余(勝鬘寺領を含む)。慶安2年の検地では,田193石余・17町余,畑108石余・9町余。「三州岡崎管内記」では,山方手永に属し,享和年間の収納定俵376俵余,上納竹小竹25本結14束,ほかに大豆・黍・糠・藁を上納(三河聡視録)。「岡崎藩万書上」では寛政元年の人数137,馬1。宝暦5年の勝鬘寺領(6石余)の人数141。東海道岡崎宿の助郷を課され,勤高200石。地内に溜池2,用水指圦1(同前),郷村林9畝歩(三州岡崎管内記)。寺は,真宗大谷派勝鬘寺,塔頭は徳円寺。神社は,御鍬大神社と熊野大権現(三河聡視録)。明治15年の戸数46・人口205,耕宅地40町余・山林原野3町余(岡崎市史)。同22年岡崎村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7360395
最終更新日:2009-03-01




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