ケータイ辞書JLogosロゴ 一ツ木郷(中世)


愛知県>刈谷市

 室町期〜戦国期に見える郷名。三河国碧海郡のうち。「康正二年造内裏段銭并国役引付」に「一貫二百五十文 大和弥九郎殿,三河国一木村之内段銭」とあり,大和弥九郎の所領である(群書28)。長禄3年6月2日の足利義政袖判御教書には「参河国一木今岡……大和梅茶法師相伝」とあり,当地が大和新左衛門入道梅茶の所領として安堵されている(平沢勘吉氏所蔵文書/越佐史料3)。さらに,永禄11年6月8日の徳川家康判物により「一ツ木郷豊後分」は永見淡路守(知立神社神主)が一円的に知行することになった(知立神社文書/岡崎市史6)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7360591
最終更新日:2009-03-01




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