ケータイ辞書JLogosロゴ 福桶村(近世)


愛知県>岡崎市

 江戸期の村名。三河国碧海郡のうち。寛永年間までに三ツ木村から分村して成立。岡崎藩領。村高は,「寛永高附」470石,寛文4年「岡崎郷領内在々之名」760石余。寛文年間に当村の七郎右衛門が戸崎村など12か村の大庄屋を勤めた。寺社は,真宗大谷派春林寺・八幡社・金比羅社・神明社(三宮神社)。承応年間に上福桶村と下福桶村に分かれたというが(六ツ美村誌),幕府の郷帳には両村名だけでなく当村名も見えず,「旧高旧領」に上・下の2か村として記される。「岡崎藩万書上」などでは上福桶村と下福桶村に分けて記されることから,藩内では2か村として扱われたが,幕府に対しては福桶村としてではなく,三ツ木村のうちに含めて届け出された。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7360773
最終更新日:2009-03-01




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