府相(近代)
明治22年〜昭和29年の大字名｡はじめ蒲郡村,明治24年からは蒲郡町の大字｡明治･大正期には東海道本線蒲郡駅に近接し,織物の小工場が集中した｡蒲郡海岸の海水浴を中心とする観光でも著名になる｡昭和7年竹島橋架設｡第2次大戦後の一時期ｱﾒﾘｶ進駐軍により蒲郡ﾎﾃﾙなど周辺の旅館や施設が接収された｡蒲郡港の面では明治41年に周辺道路の改修,大正8年に西港の修築,同14年に府相港の船囲堤を竣工｡大正11年名古屋水産市場蒲郡分場設置｡昭和29年上水道が三谷から府相まで延長｡同年蒲郡市府相町となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7360888
最終更新日:2009-03-01