ケータイ辞書JLogosロゴ 若松村(近世)


愛知県>岡崎市

 江戸期〜明治22年の村名。三河国額田【ぬかた】郡のうち。岡崎藩領。村高は,「寛永高附」475石余,慶安2年検地高438石余(旧岡崎市史),寛文4年「岡崎郷領内在々之名」442石余,「元禄郷帳」433石,宝暦12年470石余(同前),「天保郷帳」「旧高旧領」ともに同高。慶安2年の検地では,田322石余・26町余,畑116石余・9町余。「三州岡崎管内記」では,山方手永に属し,享和年間の収納定俵493俵余,上納竹小竹24束・25本結6束。「岡崎藩万書上」では寛政元年の人数257,馬3。東海道藤川宿の助郷村。郷村松林41町余(三州岡崎管内記)。万延元年御用達名前記には岡崎藩御用達商人地廻帯刀に当村の太田権蔵が見える。寺は,浄土宗観音寺と真宗大谷派等周寺。神社は,春日明神など。明治15年の戸数70・人口323,耕宅地61町余・山林原野28町余(岡崎市史)。同22年岡崎村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7362304
最終更新日:2009-03-01




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