若見村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡渥美郡のうち｡田原藩領｡村高は,｢寛永高附｣｢元禄郷帳｣ともに738石余,｢天保郷帳｣1,126石余,｢旧高旧領｣1,165石余｡安永年間頃のものと考えられる地方要用之記によれば,高901石余,田35町余･畑50町余,家数277･人数1,565,神社は八幡社･白山比咩神社･高根神社･市杵島社･根ﾉ神社･諏訪明神社･山ﾉ神社･秋葉社･気長神社,寺は普蔵院･普門院･大道寺･明音寺,地蔵堂･薬師堂,池に猿田･番場･猿渡･小山田･古江がある｡明治6年若見学校を大道寺に開設,同9年普蔵院に移す｡同20年越戸【おつと】尋常小学校と称し,越戸に本校を置き,若見を分教場とする｡同22年若戸村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7362308
最終更新日:2009-03-01