ケータイ辞書JLogosロゴ 英多荘(中世)


三重県>亀山市

 鎌倉期に見える荘園名。鈴鹿郡のうち。荘名は「和名抄」英多郷に由来。文治3年の公卿勅使駅家雑事勤否注進状(吾妻鏡文治3年4月29日条・鎌遺224)に見える。平氏与党没官領で関東御領。地頭山内首藤経俊。荘園領主名など詳細不明。下って,天正11年の「内宮神領本水帳」には「あかた」3,410文とある。江戸期の川崎村に含まれた地。なお,江戸期においても当地一帯を英多郷と総称することもある(勢国見聞集)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7362423
最終更新日:2009-03-01




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