ケータイ辞書JLogosロゴ 阿下喜御厨(中世)


三重県>北勢町

 鎌倉期〜南北朝期に見える御厨名。伊勢国員弁郡のうち。藤原実重の「作善日記」(四日市市善教寺蔵)に見え,実重は当地の如一観音供養や結願のため当地で写経をしている(安貞2年4月8日条,天福2年8月29日条)。「神鳳鈔」には内・外両宮領54町と見え,外宮上分米反別5升,現納10石とあり,「外宮神領目録」にも10石とある。下って「信雄分限帳」には「御鉄炮衆 青山新七御代官」の給地として「八百貫 いなへ郡阿下き いぐら」と見える。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7362456
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ