ケータイ辞書JLogosロゴ 天ケ瀬村(近世)


三重県>宮川村

 江戸期〜明治22年の村名。伊勢国多気郡のうち。元和5年からは紀州藩田丸領。「天保郷帳」では江馬村・天ケ瀬村の2か村を江馬天ケ瀬村とする。村高は,「文禄3年高帳」江馬村とあわせて228石余,「元禄郷帳」92石余,「天保郷帳」286石余,「旧高旧領」134石余。宮川は交通に利用され,小舟が当地まで上った。産物は,木材・木炭・シイタケ。また狩猟も行われる。寺院は,寛文年間以前の巴山淅江和尚による開基と伝えられる曹洞宗桂峰山江月寺。明治4年度会【わたらい】県,同9年三重県に所属。明治8年江馬村の授業所の学区に入る。同22年荻原村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7362593
最終更新日:2009-03-01




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