ケータイ辞書JLogosロゴ 池田村(近世)


三重県>鈴鹿市

 江戸期〜明治22年の村名。河曲郡のうち。津藩領。村高は,「文禄3年高帳」1,506石余,「慶安元年郷帳」「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」1,502石余。享保2年の鈴鹿川大洪水によって庄野宿の助郷村のうち国府【こう】・汲川原【くみがわら】・算所の各村が減額され,その代助郷として当村と中戸村・矢橋【やばせ】村が肩代わりすることになった(新編鈴鹿市の歴史)。寺は真宗高田派長生山養元寺・臨済宗寿星山慶雲寺があり,養元寺はもと天台宗で寛正年間に改宗,慶雲寺は行基の開基といわれる(神戸平原地方郷土史)。神社は大鹿三宅【おおがみやけ】神社があり,古代の豪族大鹿氏にゆかりがあるといわれる。明治4年安濃津【あのつ】県,同5年三重県に所属。同5年の戸数107(各区戸長副戸長総代名簿)。同22年一ノ宮村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7362736
最終更新日:2009-03-01




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