ケータイ辞書JLogosロゴ 市村里(中世)


三重県>津市

南北朝期に見える里名伊勢国安濃【あの】郡のうち古代市村駅の遺称で,おそらく市の存在に由来する地名であろう康永3年の大神宮法楽寺所司等立申文書紛失記に石田郷内分として「八条九市村里」と見える(法楽寺文書)元来当地域は「和名抄」に見える駅家郷に含まれたと考えられるが,市村駅の廃止とともに,駅家郷に隣接したと考えられる石田郷に吸収されたものといわれている比定地は岩田川中流域の津市野田付近で,安濃【あのう】川沿いの伊勢道と,岩田川・長野川沿い長野道との分岐点にあたる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7362944
最終更新日:2009-03-01




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