ケータイ辞書JLogosロゴ 入鹿村(近代)


三重県>紀和町

 明治22年〜昭和30年の南牟婁郡の自治体名。丸山・大栗須・小栗須・板屋・小川口・木津呂【きづろ】・大河内・湯ノ口・矢ノ川の9か村が合併して成立。旧村名を継承した9大字を編成。村役場は板屋に設置。明治22年十津川道路(現国道311号),同35年頃西山道路が改修され,同40年入鹿郵便局が板屋に開局した。明治44年入鹿信用購買組合を小栗須に設立。明治29年慈雲寺が燃え,同37年に再建される。また同41年村内各大字の諸社を入鹿八幡宮に合祀して入鹿神社と改称した。大正10年の戸数415・人口2,425。昭和9年紀州鉱山株式会社が開業し,村の主要産業となり人口が急増したが,第2次大戦後次第に減少。昭和9年の職業別人口は,鉱業878・農業526・林業141(県統計資料)。同30年紀和町の一部となり,村制時の9大字は同町の大字に継承。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7363039
最終更新日:2009-03-01




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