ケータイ辞書JLogosロゴ 円徳院村(近世)


三重県>阿山町

 江戸期〜明治22年の村名。伊賀国阿拝【あえ】郡のうち。はじめ伊賀上野藩領,慶長13年からは津藩領。村高は,「統集懐録」では本高634石余・平高1,393石余,「宗国史」634石余,「天保郷帳」640石余,「旧高旧領」645石余。「宗国史」によれば,家数85・人数363,馬33。地内南端を加太越奈良道(大和街道)が通り,近江国へ越える道が分岐し,交通の要衝であった。藩の御立山があった。無足人には薗川・恒岡各氏がいた。用水は1回に付き酒5升の契約で川合村から引いた。神社は藪田社より勧請した祇園社,寺院は浄土宗安養山円徳院浄土寺。明治4年安濃津【あのつ】県,同5年三重県に所属。同年の戸数90。同22年河合村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7363284
最終更新日:2009-03-01




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