大栗須(近代)
明治22年〜現在の大字名｡はじめ入鹿村,昭和30年からは紀和町の大字｡明治22年の戸数59･人口297(町村分合取調書)｡明治39年入鹿尋常小学校に高等科を併置,同42年入鹿尋常高等小学校と改称(南牟婁郡誌)｡明治30年光明寺が廃寺となり,同41年高倉神社が小栗須の入鹿神社に合祀された｡地内には出谷銅山があり,江戸期から採掘が行われていたが,大正期には休山｡昭和初期から再び企業による採掘が行われ主要産業となったが,昭和53年に閉山｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7363408
最終更新日:2009-03-01