ケータイ辞書JLogosロゴ 小山村(近世)


三重県>一志町

 江戸期〜明治22年の村名。一志郡のうち。はじめ津藩領,寛文10年からは久居藩領。村高は「文禄3年高帳」「元禄郷帳」474石余,「天保郷帳」503石余。寛延4年の戸数79・人数352,馬3,牛23(宗国史)。安政2年の戸数55・人数268(一志町史)。灌漑は大沢池ほか大小7つの溜池による。文政4年大旱魃に苦しみ,片谷池の改修工事を行い,藩からは米320俵が下げ渡された(片谷池縁起)。鎮守は熊野神社で,天武朝期の創建と伝え,古代小山氏の氏神という(熊野神社社記)。誓願寺はもと密宗の寺院であったが,室町中期に真宗高田派に改宗し,元文4年青巌寺と改称。中本山の寺格をもち,南勢一円に末寺などを有して勢力を張った。慶安4年尾張藩松平光友の三男が故あって当地で誕生したため,当地に対する尾張藩の待遇が厚く,その寄贈により元禄5年青巌寺の現本堂を建立,同7年には熊野神社を改築。明治4年度会【わたらい】県,同9年三重県に所属。同年の面積は東西21町・南北19町,田34町・畑9町・宅地3町・山林175町(小山村地誌)。同16年の物産は米437石・糯米26石・小麦2石6斗・大豆9石・裸麦42石・菜種43石・藍葉336貫(同前)。同22年川合村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7363744
最終更新日:2009-03-01




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