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三重県>関町

 平安期に見える地名。伊勢国鈴鹿郡のうち。関所の意味と地名としての「関」の区別は判然としないが,公卿勅使派遣の際の宿泊地鈴鹿駅家が,「権記」寛弘2年12月12日条に「鈴鹿関戸駅家」とよばれ,「雅実公記」以降「関駅家」と呼称されることが多くなることから(長治2年8月16日条),12世紀初頭には「関」が地名化していたと推測される。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7365592
最終更新日:2009-03-01




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