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豊田荘(中世)


 鎌倉期~戦国期に見える荘園名...

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[最終更新日:2009-03-01/JLogosid:7366282]
関連項目: 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世) 

角川日本地名大辞典(旧地名編)

日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。

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豊田荘(中世)

 南北朝期~戦国期に見える荘園名

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

豊田荘(中世)
 平安末期~戦国期に見える荘園名...

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豊田荘(中世)
 鎌倉期から見える荘園名...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

豊田荘(中世)
平安末期~戦国期に見える荘園名越後国蒲原郡のうち東大寺領平安末期に東大寺が損亡した石井・土井荘の復興を申請したところ,越後国司は両荘を収公し,その代替地として加地郷に東大寺領豊田荘を設定した(東大寺文書永治2年3月25日付越後国留守所牒)保延7年5月3日の越後国留守所下文(東南院文書)に「東大寺御領豊田庄本免田拾伍町」と見える安元元年8月7日の東大寺領荘荘文書請文(早稲田大学所蔵文書)によれば,豊田荘については「長承四年立券状」「紙絵図一禎 長承四年」が存在したところから,長承4年成立と考えられるこの立替えに関しては,長承から久安にわたる10余年の係争が続いた当荘の開発に桓武平氏の流れをくみ,出羽城介に由来する城氏が関係していたことは,桓武平氏諸流系図(中条家文書)の城家成の名に「豊田二郎」の通称が付記されていることから推察される建保2年5月の東大寺領諸荘田数所当等注進状(東大寺続要録/鎌遺2107)には,同荘の四至・田積などが記され,それによれば「東限佐々木河 南限鹿子岡 西限下御方 北限佐々木河」「合田三百町 見作田三十五町 田代二百六十四町八段 在家 山野二千余町」とある荘域は太田川以南の,現豊浦町全域と新発田市南端部の旧松浦村を含み(新発田市史上),太田川を挟んで加地荘,笹神村以南の白河荘と境を接するなお,当荘は「号加地庄」とも見えるが,東大寺関係の文書に限られるので,北に隣接する金剛院領加地荘とは別城氏滅亡後,その遺領には鎌倉幕府御家人が地頭に任命されるが,同荘地頭としては開瀬五郎義盛の名が見える(江藤文書建仁2年6月近江日吉社大津神人等解/鎌遺1309)「吾妻鏡」文治元年10月24日条などに源頼朝の随兵として見える関瀬修理亮義盛と同一人と思われる承久元年4月日の後鳥羽院庁下文案によれば,地頭が寺務を押領するため豊田荘などが東南院に付され(東大寺具書/鎌遺2509),承久3年7月27日にも当荘など東大寺領荘園に対する武士の狼藉停止の官宣旨が下されている(東大寺要録2/同前2787)天福元年8月28日の東大寺宛行状案によれば,当荘はさしたる恒例役もなく,近来は「手掻会相撲禄,并俗衣布合陸拾段」を毎年弁進していたが,今年はその役も欠如したところ,東南院の当荘を賜って役を勤仕するとの申出により,当荘は東南院に宛行われ(東大寺文書/同前4552),以後当荘は東南院領として相伝された南北朝期に入り,建武2年12月23日には「豊田庄鴻巣合戦」があり(反町大見水原文書),永和3年11月22日「豊田庄本随(陀)条内飯塚并中目島倉分」が和田(中条)茂資に打渡されている(山形大中条文書)一方,貞治6年10月14日幕府は守護上杉憲顕に対して,加治荘地頭佐々木氏の豊田荘への押領を停止し,下地を寺家に交付するよう命じている(東大寺文書/大日料6‐28)室町期から戦国期にかけて,当荘には中条氏領のほか,大見水原氏領の「西光寺牧目村地頭職」・本田村(反町大見水原文書),大見安田氏領の松岡村(反町大見安田文書)などが見える...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

豊田荘(中世)
平安末期~戦国期に見える荘園名越後国蒲原郡のうち東大寺領平安末期に東大寺が損亡した石井・土井荘の復興を申請したところ,越後国司は両荘を収公し,その代替地として加地郷に東大寺領豊田荘を設定した(東大寺文書永治2年3月25日付越後国留守所牒)保延7年5月3日の越後国留守所下文(東南院文書)に「東大寺御領豊田庄本免田拾伍町」と見える安元元年8月7日の東大寺領荘荘文書請文(早稲田大学所蔵文書)によれば,豊田荘については「長承四年立券状」「紙絵図一禎 長承四年」が存在したところから,長承4年成立と考えられるこの立替えに関しては,長承から久安にわたる10余年の係争が続いた当荘の開発に桓武平氏の流れをくみ,出羽城介に由来する城氏が関係していたことは,桓武平氏諸流系図(中条家文書)の城家成の名に「豊田二郎」の通称が付記されていることから推察される建保2年5月の東大寺領諸荘田数所当等注進状(東大寺続要録/鎌遺2107)には,同荘の四至・田積などが記され,それによれば「東限佐々木河 南限鹿子岡 西限下御方 北限佐々木河」「合田三百町 見作田三十五町 田代二百六十四町八段 在家 山野二千余町」とある荘域は太田川以南の,現豊浦町全域と新発田市南端部の旧松浦村を含み(新発田市史上),太田川を挟んで加地荘,笹神村以南の白河荘と境を接するなお,当荘は「号加地庄」とも見えるが,東大寺関係の文書に限られるので,北に隣接する金剛院領加地荘とは別城氏滅亡後,その遺領には鎌倉幕府御家人が地頭に任命されるが,同荘地頭としては開瀬五郎義盛の名が見える(江藤文書建仁2年6月近江日吉社大津神人等解/鎌遺1309)「吾妻鏡」文治元年10月24日条などに源頼朝の随兵として見える関瀬修理亮義盛と同一人と思われる承久元年4月日の後鳥羽院庁下文案によれば,地頭が寺務を押領するため豊田荘などが東南院に付され(東大寺具書/鎌遺2509),承久3年7月27日にも当荘など東大寺領荘園に対する武士の狼藉停止の官宣旨が下されている(東大寺要録2/同前2787)天福元年8月28日の東大寺宛行状案によれば,当荘はさしたる恒例役もなく,近来は「手掻会相撲禄,并俗衣布合陸拾段」を毎年弁進していたが,今年はその役も欠如したところ,東南院の当荘を賜って役を勤仕するとの申出により,当荘は東南院に宛行われ(東大寺文書/同前4552),以後当荘は東南院領として相伝された南北朝期に入り,建武2年12月23日には「豊田庄鴻巣合戦」があり(反町大見水原文書),永和3年11月22日「豊田庄本随(陀)条内飯塚并中目島倉分」が和田(中条)茂資に打渡されている(山形大中条文書)一方,貞治6年10月14日幕府は守護上杉憲顕に対して,加治荘地頭佐々木氏の豊田荘への押領を停止し,下地を寺家に交付するよう命じている(東大寺文書/大日料6‐28)室町期から戦国期にかけて,当荘には中条氏領のほか,大見水原氏領の「西光寺牧目村地頭職」・本田村(反町大見水原文書),大見安田氏領の松岡村(反町大見安田文書)などが見える...

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豊田荘(中世)
 鎌倉期から見える荘園名...

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豊田荘(中世)
鎌倉期~戦国期に見える荘園名山城国紀伊【きい】郡のうち「とゆたの庄」と記した史料もある現在の南区吉祥院嶋のあたりと推定される嘉元3年4月頃のものと推定されている摂籙家渡荘目録に,34か所を数える東北院領荘園のうちの1つとして「豊田庄〈兼遠朝臣,但被召返之,被付政所〉免田十五町 年貢四十五石」と見える免田15町歩という規模を有し,45石の年貢を収納する荘園で,もと兼遠なる人物が知行権を与えられていたが,当時これが召返されて摂関=九条家政所に付せられていたという事情が知られる(九条家文書)下って暦応5年正月の同じく摂籙家渡荘目録でも,やはり東北院領として出現するが,肩書に「御祈料所,正光院法印」とあるのによれば,この頃は摂関家の祈祷料所として,正光院法印が知行していたことがわかる(同前)以後,領家職等の伝領については明らかでないが,「師守記」貞治3年4月7日の条に見える中原師守書状などによると,当時荘内には1町歩余の稲荷社領田地が存在したその後戦国初期の文明18年12月日,安楽寿院領竹田御塔供僧田算用状では,徳米16石余のうちから「五斗 政所星野給分,豊田分」が差引かれ,また「壱斗二升二合内〈一斗ハ正月廿二日ニまいる,残二升二合未進定〉豊田分未進」とも記されており,安楽寿院領の田地も一部に存在したことが判明する(勧修寺文書)永正16年11月7日,小幡貞友畠地売券には,2反の在所を「とゆたの庄之内嶋,ひゝき」と表記し,当荘の位置を知る手がかりとなる(久我家文書)下って天正13年5月14日の九条家当知行并不知行所々指出目録案によると,当荘は不知行分32か所中の1か所として出現しており,戦国期には事実上九条家の手を離れてしまっていたと思われる(九条家文書1-40)...

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豊田荘(中世)
 鎌倉期~南北朝期に見える荘園名...

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今日を知る

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1950(昭和25)年のこの日に図書館法が公布されたことにちなんで、日本図書館協会が制定し、1972(昭和47)年より実施しています。この日に続く5月を「図書館振興の月」として各地の図書館でさまざまな催しが行われています。

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