ケータイ辞書JLogosロゴ ひきもと(中世)


三重県>海山町

 鎌倉期に見える地名。志摩国のうち。正応6年正月3日のはたのひさすみ配分状(古本村庄司氏蔵文書/紀伊続風土記)に「つもと(津本)のかま,ひきもと(引本)のうハちのかま,げしいちゑんにつくところしんしやうなり」とあり,当地にはこの頃,木本御厨の下司が進止する塩釜があったことが知られる。なお,地内には,天正年間堀内安房守の家老浜田吉祥坊国次が目代(代官)として居住した城跡がある。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7367240
最終更新日:2009-03-01




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