ケータイ辞書JLogosロゴ 本郷(近代)


三重県>楠町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ楠村,昭和15年からは楠町の大字。農業中心であるが,昭和9年地内に東洋毛織(現東洋紡)の楠工場が設立され楠町の工業開発の契機となった。明治初年正覚寺住職舜譲の托鉢により貝塚(現四日市市河原田)へ通ずる徳栄橋が造られたが,明治35年下街道より分かれて地内を通り河原田へ至る道路の開通とともに同38年本郷橋が竣工,昭和43年新本郷橋が完成した。また南川との間を結ぶ大正橋が大正2年に完成したが,老朽化に伴い昭和56年新大正橋が完成した。昭和35年牧野富太郎博士により新種の植物が発見され,地名をとってホンゴウ草と名づけられた。第2次大戦後地内東部に菊水園,東本郷の住宅団地ができた。世帯数・人口は,昭和45年378・2,219,同50年324・1,752。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7367635
最終更新日:2009-03-01




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