ケータイ辞書JLogosロゴ 市村(近世)


滋賀県>愛知川町

 江戸期〜明治22年の村名。愛知郡のうち。「寛永高帳」の村高は1,144石余で,以後幕末まで変わらず(元禄郷帳・天保郷帳・旧高旧領)。江戸期を通じて彦根藩領。もとは愛知川南市と称し,毎月5日を市日としていた(愛智郡志)。元禄8年の人口419。寺院は真宗本願寺派安養寺・真宗大谷派願宗寺など(愛智郡志)。明治5年滋賀県に所属。同13年の戸数126・人口600。うち商家14。清酒醸造商のほかに蚊帳商として出雲地方へ,また農具商として信州・甲州へ行商するものなどがいた(物産誌)。同22年愛知郡愛知川村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7368792
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ