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- 市原荘(中世)とは
「市原荘(中世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 市原荘(中世) 南北朝期から見える荘園名蒲生【がもう】郡のうち現在の永源寺町市原野を中心とした同町の西部から八日市市東南端一帯に比定される初見は永和４年２月で，僧禅英が永源寺に寄進した所領中に，同荘内字大深の耕地１反半があった（永源寺文書）文明年間は近江国金剛寺領で，室町幕府より安堵されていた（蔭涼軒日録，文明16年12月12日条）同荘の東には得珍保【とくちんのほ】が接していたと考えられるが，荘内には保内商人に従属する足子に従事していた者もあった（今堀日吉神社文書）元亀元年５月に織田信長は市原４郷を蒲生賢秀に与えているが，この４郷の詳細は明らかでない（織田信長文書の研究）近世以降も旧荘域付近は市原郷と称された |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 市原荘(中世) 南北朝期から見える荘園名蒲生【がもう】郡のうち現在の永源寺町市原野を中心とした同町の西部から八日市市東南端一帯に比定される初見は永和4年2月で,僧禅英が永源寺に寄進した所領中に,同荘内字大深の耕地1反半があった(永源寺文書)文明年間は近江国金剛寺領で,室町幕府より安堵されていた(蔭涼軒日録,文明16年12月12日条)同荘の東には得珍保【とくちんのほ】が接していたと考えられるが,荘内には保内商人に従属する足子に従事していた者もあった(今堀日吉神社文書)元亀元年5月に織田信長は市原4郷を蒲生賢秀に与えているが,この4郷の詳細は明らかでない(織田信長文書の研究)近世以降も旧荘域付近は市原郷と称された... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
