ケータイ辞書JLogosロゴ 海老江村(近世)


滋賀県>湖北町

 江戸期〜明治22年の村名。浅井郡のうち。村高は,江戸期を通じて401石余(寛永高帳・元禄郷帳・天保郷帳・旧高旧領)。寛永年間は,石川氏領・幕府領,元禄年間以降三河吉田藩領・膳所【ぜぜ】藩領となり幕末に至る。天保年間,村西部の湖岸辺に海老江新田20万余が開発され,幕府領となった。村内の松枝浦を「輿地志略」は,「今どうが崎という処是也」と記す。明治5年滋賀県,同13年からは東浅井郡に所属。同13年の戸数70・人口261,田地16町9反余・畑地13町余・宅地1町9反余。物産は,米・大豆・蚕種・繭・生糸。丹波・丹後・但馬地方へ蚕種の行商へ出かける者もいた(物産誌)。明治22年東浅井郡朝日村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7369110
最終更新日:2009-03-01




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