ケータイ辞書JLogosロゴ 川島村(近世)


滋賀県>安曇川町

 江戸期〜明治22年の村名。高島郡のうち。検地は慶長7年,延宝7年など。村高は寛永年間1,600石余で,以後幕末まで増減なし(寛永高帳・元禄郷帳・天保郷帳・旧高旧領)。うち1,354石余は元和5年より大溝【おおみぞ】藩領,246石余は寛永11年より膳所【ぜぜ】藩領。膳所藩領246石余のうち61石余は天保8年幕府領となる。安政2年の家数96軒,うち10軒は膳所藩領,幕府領は家数なし(高島郡誌)。村内には天台宗西音寺・日蓮宗妙雲寺のほか,式内社と伝える阿志都弥【あしづみ】神社がある。明治5年滋賀県に所属。同13年の戸数128・人口508(物産誌)。同22年高島郡本庄村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7369843
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ