ケータイ辞書JLogosロゴ 北船木村(近世)


滋賀県>安曇川町

 江戸期〜明治22年の村名。高島郡のうち。村高は寛永年間782石余(寛永高帳)で,以後幕末まで変化はない(元禄郷帳・天保郷帳・旧高旧領)。慶長5年より若狭小浜【おばま】藩領,天和2年より越前鞠山【まりやま】藩領,文久元年より幕府領,慶応元年からは陸奥会津藩領。土地は肥沃だが,たびたび水害を受けた(物産誌)。舟運業・漁業に従事し,安曇川の漁業の特権を有し,宝永5年には安曇川年貢21石余を負担。承応2年,享保9年など,たびたび魞江海の所属に関して太田村との間に係争が起こっている。村内には浄土宗願船寺・真宗勝専寺・同宗光明寺のほか若宮神社などがある。明治5年滋賀県に所属。同13年の戸数200・人口978(物産誌)。同22年高島郡本庄村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7370019
最終更新日:2009-03-01




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