ケータイ辞書JLogosロゴ 青塚町(近世)


京都府>京都市

江戸期の町名「宝暦町鑑」に建仁寺境内六波羅新地玉水町(東大路通松原上ル2丁目)の東の町として見え,「行当は八坂塔の前へ出る,但しいまだ家建つゞかず,地どりばかり也」と記す青塚については一説に雲居寺【うんごじ】の伽藍跡とする説がある(雍州府志)旧跡については「祇園ノ南,高台寺ノ西野」(雍州府志),または「東山七観音院(現八坂南町)と苦集滅路(現東大路通)の間に有」(京羽二重織留大全)と記され,現在の下弁天町(中道通八坂上通上)と推定古墳は慶長以降,的場(弓の練習場)となったが,寛永の初め頃破毀されたと伝える(菟芸泥赴)なお当町付近に明和7年上田誓閑の開発により上田町が成立(府地誌)
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7373315
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ