ケータイ辞書JLogosロゴ 井平尾村(近世)


京都府>加茂町

 江戸期〜明治22年の村名。山城国相楽【そうらく】郡瓶原郷のうち。井ノ平尾とも書き(宗国史),「いのひらお」ともいう。はじめ伊勢津藩領,明暦元年以降禁裏御料。村高は,「正保村高帳」で297石余,「元禄郷帳」「享保村名帳」「天保郷帳」とも298石余,「旧高旧領」では297石余。「宗国史」は「旧高旧領」と同高。神社には天津児屋根命を祀る春日神社,寺院には真言宗海住山寺末の東福寺がある。集落は布当川(和束川)の西方に形成されている。明治元年京都府に所属。「府地誌」によれば,戸数82・人数353,田18町6反余・畑3町4反余。物産は蜜柑・製茶で伏見・大坂方面に移出。同22年瓶原村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7373944
最終更新日:2009-03-01




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