ケータイ辞書JLogosロゴ 笠置城(中世)


京都府>笠置町

鎌倉末期〜戦国期に見える城郭名山城国相楽【そうらく】郡のうち木津川流域左岸,現笠置町笠置の東南部,笠置山山上に位置する元徳3年8月24日の記録にあるのが初見で(京都大学所蔵壬生家本鎌倉年代記裏書),もと弥勒石像を祀る笠置寺を解脱貞慶が復興した伽藍に,後醍醐天皇が拠って城郭としたもの(太平記)南北朝末期には守護山名氏清が入部したことが見え(春日社家日記),その後も山城最南端の城郭として重視された天文10年8月から11月にかけて,山城守護代木沢長政が幕府に叛き手兵を拠らせた(石山本願寺日記・多聞院日記)のが最後の記録で,以後は動静不明
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7374926
最終更新日:2009-03-01




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