ケータイ辞書JLogosロゴ 草山村(近世)


京都府>三和町

 江戸期〜明治22年の村名。丹波国天田【あまだ】郡のうち。綾部藩領。山裏郷14村の1つ。「正保郷帳」の村高は,枝郷寺尾村分を含め408石余,うち田318石余・畑89石余。「元禄郷帳」は同高,「天保郷帳」も寺尾村分を含めて471石余。同時期の「巡察記」では草山村223石余・寺尾村247石余。「旧高旧領」では寺尾村分を含まず224石余。寛政頃の戸数は草山47・寺尾52(丹波志)。「巡察記」によれば,天保頃の戸数62・人口262,牛42。同書で佐藤信淵は,当村を富する一策として北向の山谷に黄連・人蔘を栽培することを奨励している。明治4年綾部県,豊岡県を経て,同9年京都府に所属。同21年の戸数63(市町村合併史)。同22年細見村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7375820
最終更新日:2009-03-01




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