ケータイ辞書JLogosロゴ 栗田荘(中世)


京都府>宮津市

 南北朝期〜戦国期に見える荘園名。丹後国与謝【よさ】郡のうち。明徳4年7月30日付で等持院長老に「丹後国宮津・粟(栗)田両庄領家職」を宛行う旨の足利義満御判御教書が出されている(等持院常住記録)。以後,等持院領として宮津荘に一括されたものか,「丹後国田数帳」では宮津荘155町余のうち,107町余が等持院領,13町4反余(1町1反余は永不)が「栗田村 御料所」とされている。また,「丹後御檀家帳」には「一 くんたしやうし町」「一 くんたの小田」が見え,一城の主小倉殿御内人として川島左衛門尉らの名があげられている。「くんたしやうし町」は宮津市上司,「くんたの小田」は宮津市小田宿野にあたる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7375999
最終更新日:2009-03-01




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