田村新田(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡山城国相楽【そうらく】郡和束郷のうち｡元禄15年に和束郷南村の田村清兵衛によって開墾された新田村(府地誌)｡禁裏新御料｡｢享保村名帳｣の村高98石余,うち山手高34石余｡｢天保郷帳｣｢旧高旧領｣では山手高を含まず64石余｡明治元年京都府に所属｡同8年田村小学校開校｡同校は同18年西和束尋常小学校有王分校と改称｡｢府地誌｣によると戸数26･人数129,田8町余･畑3町4反余,物産に茶1,500斤がある｡社寺は天満宮社･雨吹竜王社と元禄15年田村清兵衛創建という禅宗宝蔵院｡同21年の戸数26(市町村合併史)｡同22年綴喜【つづき】郡井手村の大字となる｡
解説文を自分にﾒｰﾙ![]()
ﾒｱﾄﾞ:Milana@docomo.ne.jp
![]()
(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7377825
最終更新日:2009-03-01