ケータイ辞書JLogosロゴ 鮎川村(中世)


大阪府>茨木市

 南北朝期〜室町期に見える村名。摂津国島下郡のうち。鮎川荘とも見える。文和元年2月18日の総持寺寺領散在田畠目録写に「〈字北垣内〉参段 鮎川村内 鮎川庄 修理田 平範行寄進」とあるのが初見で,「鮎川宮神田」などともある。嘉吉元年12月日の溝杭信幸譲状(石清水文書1/大日古)に「妙法寺々領田畠分……〈寺門〉肆段〈鮎川村〉」とも見える。なお文明年間頃と思われる年月日不詳の摂津国寺社本所領并奉公方知行等目録(蜷川家文書/豊中市史史料編1)に「三条侍従中納言家領 院御庄内〈溝杭 茨木 鮎河 戸伏〉富松庄〈不知行〉」と見える。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7381160
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ