ケータイ辞書JLogosロゴ 石才村(近世)


大阪府>貝塚市

 江戸期〜明治22年の村名。和泉国日根郡のうち。岸和田藩領。村高は,元和5年の村高書上(要家文書)によれば315石余,四郡高附では正保2年360石余,「天保郷帳」では南郡のうちに見え,393石余,「旧高旧領」でも同高。年貢率は享保6年では5割6分5厘,ほかに9割4分から10割という記録もある(要家文書)。「五畿内志」には「石才 属邑二」とある。「鬼洞泉州志」によれば農産物は木綿・大豆・瓜・茄子・裸麦・小麦・菜種など。また五加【うこぎ】・近木櫛の産地であった(五畿内志)。鎮守は市杵島神社。同社は明治40年11月高龗神社に合祀された(全志5)。寺院は浄土真宗大派専念寺。明治9年の人口172。同14年大阪府に所属。同22年北近義【きたこぎ】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7381290
最終更新日:2009-03-01




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