石原(古代)
奈良期から見える地名。河内国丹比【たじひ】郡のうち。「和名抄」に河内国丹比郡十一郷の1つとして見える「八下郷」のうちと推定される(全志4)。行基は平城京造営に使役された人々の中に路傍で餓死する者が多いので,これを救うために宿泊施設(布施屋)を9か所つくったが,天平十三年記にその1つとして「石原布施屋 在丹北(ママ)郡在原里」が見える(行基年譜/続々群3)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7381311
最終更新日:2009-03-01