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- 杉村(中世)とは
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杉村(中世) 鎌倉期に見える村名薩摩国和泉郡のうち正応5年卯月7日付で和泉保道が次男次郎保在に与えた譲状に「薩摩国和泉新庄惣領職内田畠在家并山野等事 合 杦村・永野・折小野・鍋野・宇津野」とある(肝付兼石譜中/旧記雑録)これらの地はいずれも出水【いずみ】市武本の城山(和泉城址)の背後にあたるが,杉村は城地の東端,米ノ津川沿いの水田地帯で,出水市街に隣接して杉田・西杉田・杉田道下の小字名が残る延慶2年10月2日付の鎮西下知状によれば,このころ給黎資保と和泉法有が当村をめぐって争論し,法有が勝訴しているが,ここでは和泉新荘ではなく「和泉庄内椙村」とされている(伴氏六代周防守兼藤譜/同前) |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
杉村(中世) 戦国期に見える村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」