ケータイ辞書JLogosロゴ 鳥飼下之村(近世)


大阪府>摂津市

 江戸期〜明治22年の村名。摂津国島下郡のうち。はじめ大和竜田藩と高槻藩との相給,その後すべて高槻藩領となる。村高は,摂津草高帳では鳥飼庄下之村として1,490石,「天保郷帳」では鳥養下之村として村高は変わらず,「旧高旧領」でも同高。「摂陽群談」には「鳥飼村〈上村・中村・下村・八町村の名あり〉」と見える。街道筋の宿駅でもなく,助郷にも指定されていなかったが,鳥飼諸村ともども,淀川筋の綱引助郷は課せられた。鎮守は鳥飼西之村の藤森神社。寺院は浄土真宗大派の善勝寺・安楽寺,日蓮宗妙楽寺。明治4年大阪府に所属。同9年の人口553。同22年鳥飼村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7384825
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ