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- 伏見郷(古代)とは
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![]() | 伏見郷(古代) 平安期に見える郷名筑前国穂波郡のうち天慶3年3月23日の穂波郡司解案(百巻本東大寺文書/平遺248)によれば,正六位上源朝臣敏が笠門々子から買得した家地・林地・治田のうち,家地は「伏見郷高田村」にあったまた同年4月5日の源敏施入状案(同前/同前249)にも笠門々子から得た同家地が見え,同じく「伏見郷高田村」という所在地を記すしたがって当郷の位置は,穂波町高田を含む地域に比定される「和名抄」穂波郡五郷のうちには見えない「延喜式」記載の駅に伏見駅が見え,当郷内にあったと考えられる「地名辞書」は伏見の地を伏見駅近辺にあったとみて,筑穂町山口・馬敷付近に比定し,馬敷は馬次(うまつぎ)の転訛したものとする当郷は穂波町から筑穂町にわたる地域に比定される |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」