ケータイ辞書JLogosロゴ 相生浦(中世)


兵庫県>相生市

 鎌倉期〜戦国期に見える浦名。播磨国赤穂郡矢野荘のうち。文治2年矢野荘別名の下司職であった海老名盛重が当地に下屋敷をつくり,生国が相模国であったことから相生と名付けたという(播磨海老名家譜)。なお地名由来には,当地の旧称大浦(あふのうら)に相生の文字をあてたという説もある(郷土のあゆみ相生)。建久2年8月1日の政所某播磨相生浦入舟次第(海老名文書)に,「相生浦入舟次第」として「はたいたふね」「ともまわりふね」「おとからふね」の入船が見える。下って,永正12年4月16日「相生村太郎左衛門(海老名季重)」,大永2年6月3日「相生村大郎左衛門(海老名季長)」に,池内などの地が安堵されている(海老名文書)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7387193
最終更新日:2009-03-01




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