ケータイ辞書JLogosロゴ 青田村(近世)


兵庫県>山南町

 江戸期〜明治22年の村名。丹波国氷上郡のうち。もと下滝村の枝村。元禄12年の村高御帳面写では「下滝村之内枝郷」とある。下滝村の領主旗本諏訪氏が知行地を寛保2年庶家諏訪頼弼に分与(寛政譜・氷上郡志),それより独立して一村となる。村高は,「丹波志」では下滝村支村青田150石余,「天保郷帳」169石余。「丹波志」和田本によれば家数58。産土神は大歳大明神(のちの大歳神社)。対岸の下滝村枝村の篠場【ささば】も同社を産土神とする(氷上郡志)。寺院は妙楽寺があったが廃寺,堂のみ存在,腐朽した仏像10体が残る。明治15年一部が篠場村となる。同22年上久下村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7387211
最終更新日:2009-03-01




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