ケータイ辞書JLogosロゴ 荒木新田村(近世)


兵庫県>西宮市

 江戸期〜明治22年の村名。摂津国武庫郡のうち。荒木新田ともいう。明暦2年上瓦林村地内に開発された(西宮市史4)。尼崎藩領。村高は,享保20年摂津国石高調・「天保郷帳」ともに19石余。なお,尼崎藩小松組村々本田新田高之帳では下瓦林荒木新田11石余とあり,寛文9年頃の青山氏領地調(加藤家文書)でも下瓦林村荒木新田とあり15石余。延宝8年検地では高19石余。家数・人数は,貞享年間4・24,天明8年6・30(西宮市史4)。裏作に菜種作が盛んであった。元文5年の洪水で17石余の水田が荒地となった。神社は厳島神社。明治元年の戸数5・人口20(同前)。同15年の農産物は米・麦・菜種・綿・甘薯・空豆など(瓦木村誌)。同22年瓦木村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7387505
最終更新日:2009-03-01




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