ケータイ辞書JLogosロゴ 市部村(近世)


兵庫県>氷上町

江戸期〜明治12年頃の村名丹波国氷上郡のうち氷上盆地の東端に位置する文禄末年頃氷間下村の一部,江戸初期(柏原【かいばら】藩領となった時か)に分村慶長3年柏原藩領,慶安3年幕府領,天和2年からは旗本本多氏知行村高は,「丹波国郷帳」202石余うち田172石余・畑29石余,「氷上郡郷村帳」213石余うち山役3石6斗・小物成4石3斗余,「天保郷帳」でも213石余延宝検地高は180石余,田12町2反・畑2町9反余当初旗本本多氏の代官所が置かれ,代官下田氏が就任していたが,のち多田(現柏原町)へ代官所は移転する「丹波志」によれば家数33農業中心の村産土神は加茂大明神(のち氷間下の八柱神社と合祀して二宮神社となる)寺院は真宗興正派(のち浄土真宗本願寺派)岩湲山明光寺同寺はもと天台宗で,蓮如の巡錫の際明善が帰依して改宗六字名号は蓮如筆,十字名号は実如筆を所蔵(丹波志・氷上郡志)明治12年頃市辺村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7387936
最終更新日:2009-03-01




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