ケータイ辞書JLogosロゴ 井手村(近世)


兵庫県>津名郡一宮町

 江戸期〜明治10年の村名。淡路国津名郡のうち。もと豊臣氏蔵入地。慶長15年池田忠雄領,元和元年からは阿波国徳島藩領。村高は,「郷帳下書」では井市村と見え260石余,「天保郷帳」527石余,「旧高旧領」735石余。「味地草」では家数89,高676石余。戸井の坂の大町下村境に慶長13年銘の題目石が祀られている。また縁切りの神といわれる住吉神社や江戸期金山を掘り当てようとした金山の穴などがある。文化3年頃の造酒家1。井手は大井手・中井手・下井手(おと井手)の3か所。毎年耕水官より造営の料として米2石余・松葉300束を与えられたという。寺院は法華宗浄光庵(味地草)。明治10年井谷村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7387963
最終更新日:2009-03-01




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