ケータイ辞書JLogosロゴ 揖保郷(古代)


兵庫県>龍野市

 奈良期〜平安期に見える郷名。「和名抄」播磨国揖保【いいぼ】郡十九郷の1つ。東急本の訓は「伊比奉」。現在の龍野市のうち龍野町を冠称する地域の揖保川両岸部と同市揖保【いぼ】町を冠称する地域の北西部,ならびに揖保川町の一部を含む地域で,古代においては揖保川左岸の細長い地域である。「風土記」に揖保郡十八里の1つとして揖保里が見え,地名由来は,粒丘【いいぼのおか】があるために名付けられた里名で,粒里とも書くという。粒丘は龍野市揖保町揖保上の北方に独立山塊の中臣山・現権山を指す。また2つの山の間には式内社の中臣印達神社,そして南に夜比良神社(式内社)があり,龍野町日山には粒坐天照神社(式内社)がある。康平2年の播磨国東大寺領畠注進状に「揖西郡揖保郷神戸村畠八町弐段⊏⊐」とあり(東大寺文書/平遺929),「和名抄」に記される神戸郷も古くは揖保郷の一部であった可能性がある。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7388074
最終更新日:2009-03-01




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