今津町(近代)
大正10年〜昭和8年の武庫郡の自治体名。2大字を継承。大正10年の戸数1,376・人口6,535。昭和元年の酒の造石高4万8,282石余(西宮市史)。同年阪神国道(現国道2号)が開通し,翌年には電車軌道も敷設された(のちの阪神電気鉄道国道線,昭和49年廃線)。また大正15年阪神急行電鉄(現阪急電鉄)西宝線が延長され,昭和3年阪神今津駅で連絡されるようになった。このような交通の発達によって当地域は都市的性格を強め,さらに近代的工場の進出がこれに拍車をかけた。昭和7年の世帯数4,473・人口1万9,780。同8年西宮市の一部となり,2大字は同市の大字に継承。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7388122
最終更新日:2009-03-01