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兵庫県>千種町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ千種村,昭和35年からは千種町の大字。戸数・人口は,明治24年158,男488・女372,大正6年184・942。明治15年村は林業・養蚕業・畜産に力を入れ,昭和13年の子牛生産頭数番付によれば,千種村の牛保有頭数674うち当地が150頭で村内一の保有数である。同年郡組合から出した子牛1,309頭は遠く静岡県への282頭を筆頭に2府13県に移出しており,うち当地の占める比重は大きかった。同19・20年の戦時物資欠乏時に兵器生産の鉄材にするため,鑪場の近辺へ山積みにして放棄されていた鉄滓を,毎日トラックに2台姫路の広畑製鉄所(現新日本製鉄)へ出した。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7388191
最終更新日:2009-03-01




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