ケータイ辞書JLogosロゴ 大熊村(近世)


兵庫県>篠山市

 江戸期〜明治22年の村名。丹波国多紀郡のうち。もと豊臣氏蔵入地。慶長7年八上藩領,同13年からは篠山藩領。村高は,慶長13年丹波多紀郡桑田津之国帳90石余,「丹波国郷帳」90石余うち田69石余・畑20石余,「丹波志」100石余,「天保郷帳」103石余。天明3年高附帳による家数20,人数男50・女43。北山の中腹に曹洞宗笛吹山瑠璃寺があり,聖徳太子作と伝えられる薬師如来を安置。新荘との境に「ロンバ」という字地があり,古く安行荘と日置荘とが水論した場所であろうといわれる。明治22年城北村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7388678
最終更新日:2009-03-01




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