ケータイ辞書JLogosロゴ 大沢村(近世)


兵庫県>播磨町

 江戸期〜明治9年の村名。加古郡のうち。姫路藩領。村高は,「正保郷帳」169石余うち田167石余・畑1石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに216石余。寛保2年の村明細帳では,高144石余,家数42・人数207。嘉永2年の高206石余,人数203(大歳家文書)。地内の住吉神社は,享保7年現在地へ移ったと伝える(大沢住吉遷宮記)。寺院は曹洞宗善福寺で,寺伝によると開創は明暦2年という。また一説には寛文12年開創という(加古郡誌)。明治4年同宗海光寺(野添村)を吸収し,天正年間の領主岩光三良の霊牌を安置。明治5年大沢小学校が善福寺に開設されたが,のち本荘小学校と合併して阿閇小学校と改称し,しばらくは分校として存続していた(阿閇の里)。明治9年大中村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7388705
最終更新日:2009-03-01




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